2014年9月19日金曜日

一病息災(病気との おつきあい)

 
 
白銀公園花壇A
 
 
白銀公園花壇B

 
 
白銀公園花壇Ⅽ 



白銀公園花壇D



いたち川の秋


新幹線と立体交差のフミキリ
 
 
 

912()。午前中、寺田 ひふ科 医院へ 行って きました。前立腺肥大で 小便が 出なく なり、いたさを こらえ きれず、七転八倒の すえ 寺田 ひふ科へ かけこんだ のが、昨年119日。あれから たちまち 10個月に なります。おかげさまで、いまは 2カ月に 1回 通院して お薬を いただく だけ。あの ときの 苦しみや ブザマな 姿は すっかり忘れて、毎日を すごして います。

寺田 ひふ科 からの 帰り道、いつもの とおり 白銀公園の 花壇の あたりを しばらく ウロついて いました。ジゴク から 解放されて シャバへ 舞いもどる ことが できた、そのシアワセを かみしめる ひととき です。草花の 名前を おぼえて いないのは 申しわけ ない こと ですが、いろんな 草や 木が 元気に 花を 咲かせて いる 姿を 見て、こちらも 元気を もらいました。

 

9月14日()雪見橋 から 下流を ながめ ながら、「定点観測」の シャッターを 切りました。「いたち川の 秋」と 名づけ ましたが、「9月4日号」(3日さつえい)の 写真とくらべて、ほとんど 変わりません ね。なるほど。

       

915日()。午後 から アピアリハビリの 日ですが、敬老の 日と かさなった ため、出席者は 9名 だけ。それだけ、ゆっくり のんびり、スケジュールが 組まれました。

帰宅する ときも、いつもと ちがった コースを とおる ことに なりました。フミキリでしばらく またされた とき、クルマの 窓ガラス ごしに シャッターを 切った のが、この写真「新幹線と 立体交差の フミキリ」です。富山市内 でも、こんな おもしろい 光景が見られる のかと 感心しました。地上で、手前に 地鉄の 線路が あり(ちょうど 電車が通過中)、その 奥に もう 一つJRの 線路が あり、あわせて 1つの フミキリ として 開閉して います。その 真上で 新幹線が 立体交差して いる という 構図です

 

2014年9月11日木曜日

アキ風が 吹いても、アキラメない 人たち 

 
 
ソバ屋さんで
 
 
N家花壇 
 
 
カモ 
 
 
いたち川の秋 
 
 
 
 

94。午後5時半 ごろ、土地茂樹さん から 電話で「ばあちゃんの 夕食に つきあって ほしい」との こと。わたしと 信子は「ばあちゃん」を のせた 車に 便乗して、新庄の ソバ屋さん まで いってくる ことに なりました。

「ばあちゃん」とは、信子の すぐ 上の 姉、数枝さん(95)の こと。10年 ほど まえ、交通事故で 全身マヒと なり、ずっと 寝たきりの 生活が つづいて います。食事 トイレ介護が 必要。それでも 食欲は 旺盛。食品に かんしては 評論家 なみ。記憶も しっかりして いて、ボケの きざしは ゼロ。10年来の 闘病生活は、並たいていの 苦労ではなかったと 思う のですが、これまで グチらしい 話を きかされた 記憶が ありません。この 雑草の ような ど根性、たくましい 生命力には ぜひ あやかりたいと 願って います。

たまに 外食しようと なると、まず クルマいす まるごと クルマに のせて 出発、お店に到着したら、クルマ から おろした クルマいすのまま 入店、そのまま テーブルに ヨコヅケする という ダンドリに なります。そうした いろんな 条件が そろった 店 として、この ソバ屋さんが 選ばれた わけです。

写真で ごらんの とおり、自宅 から 専用の マエカケと マイ スプーンを 持参。マイペースで「 天ぷらソバ セット」を ご賞味中。ただし、右片すみに うずたかく 積みかさねて あるのは、食べ終わった 3人の ソバ容器です。

さて、高齢で なお 闘病生活を つづける ご本人も 大変ですが、在宅介護を つづける がわの 生活も 大変だと 思います。数枝さん には 長男 茂樹さんと 長女 美織さんが いますが、この 二人が 交替で、なんとか 在宅介護を つづけて きました。しかし、第3者として 見ていて、このままの かたちでの 在宅介護は そろそろ 限界かなと 感じて います。このあとは やはり 施設に はいって もらう ように でも しないと、こんどは 「介護者」の ほうが 心身 ともに 参って しまい、「要介護者」と なる 心配が あります。

日本人の 寿命が のびて「長寿国」と いわれる のは、めでたい こと です。そのかわり、70代の 高齢者が 90代の 高齢者を 介護する など、「老老介護」が めずらしく なく なりました。子 から 親への 気づかいも 大切ですが、親 から 子への 気づかい・思いやりも 必要だろうと 考えます。

 

96。朝の 散歩の おり、お向かいの 中島家の 花壇を しばらく ながめて いました。奥さんが 花大好き 人間で、お宅の まわりに たくさんの 花鉢を 並べ、一年中 色とりどりの 花を 観賞できる ように して おられます。わたしは ご近所のよしみで、気が 向けば、かってに ケータイの カメラに おさめ、ブログに のせたり して います。        

 

97。遊歩道 散歩中、ひさしぶりに カモを 発見。雪見橋に さしかかった 時、ちょうど カメラの 視覚内に はいった ので、シャッターを 切りました。

もう1枚、いたち川 土手の 写真を のせました。なんの とりえも ない 作品ですが、さかりを すぎた アジサイや 伸び放題の 雑草、にごった 川水 などを ながめて、なんと なく いたち川の 秋を 感じました。

この日、北日本新聞の 死亡欄に「中島秀子さん6日死去、97」という 記事が のっていました。秀子さんは、いまの 当主 正憲さんの 母親で、「中島松鶴堂(結納)」の 基礎を きずいた 方 です。97歳という 年齢も、「天寿を 全うした」と いえる でしょう。

晩年は「記憶喪失」の 症状 なども 見られ、在宅介護を あきらめ、施設に はいられたとの こと。わたしども も「いちど お見舞いに」と 思いながら、「せっかく 来られても、会話できない 状態」と きかされ、お見舞いを あきらめた という 経過が あります。中島家の ばあい、2世代 共倒れを 防止する ためには、在宅介護を アキラメルことが「必要」かつ「賢明な」道だった と いえる かも しれません。

7日の 通夜に、信子が 町内の23人と いっしょに 出席しました。

 

話が すこし 前後しますが、7日午前(10時~12時)、茶屋町の 豊栄稲荷神社社務所古事記を読む会」の 9月例会が 開かれました。ちょうど 上巻を よみおわって、中巻にはいる のを 機会に、「古事記を どう よむか」に ついて、NHK制作の ビデオを 見てみようと いう ことに なりました。おおぜいの『古事記』研究者たちが、それぞれの 立場・視点 から『古事記』を とらえて いることが 紹介されて いました(約1時間)。

「古事記を どう よむか」は、「古事記を 読む 会」に とって もっとも 基本的な 課題です。これまでは「文字として 書かれた ものを 音声として 読みあげる」、いいかえれば「視覚情報を 聴覚情報に ホンヤクする」だけで 精いっぱい でした。その ホンヤクの 正確さに ついても 自信が もてない。この 程度の 読み方 では、ほんとうに 『古事記』を 読んだ とは いえない でしょう。

「古事記を どう よむか」は、過去の 歴史事実を どう とらえるかの 問題で あると ともに、現在 もしくは 近未来の 歴史事実を どう とらえ、どう 対処すべきか という 問題提起でも あります。とどの つまりは、「人間の イノチを どう 見るか」「一つ しか ない イノチを どう 生きるかイキザマ」の 問題だと 思います。

NHKの 大河ドラマ「軍師官兵衛」では、織田信長・豊臣秀吉と 黒田官兵衛の イキザマが紹介され、連続テレビ小説「花子とアン」では、村岡花子(安東はな)・葉山蓮子・嘉納伝助の イキザマが とりあげられて います。

人間の イキザマは、人によってサマザマ。人生行路で、秋風を 感じると すぐ 計画を アキラメル 人も います。秋風が 吹いても、冬風が 吹いても、計画を アキラメナイ 人も います。初志貫徹 できる 人も いますが、途中で タオレル 人も います。
最近の 情勢では、秋風・冬風は おろか、台風や 地震や 津波 などに 巻きこまれる 可能性も ないとは いえません。ちいさな 島の 領有権を めぐる カケヒキ から、いつ ドンパチが はじまるかも わからない 状態です。「戦時体制」という ことに なれば、「大本営発表」に 同調する「大政翼賛会」式の ものも 組織される でしょう。もし そう なったら、「古事記を 読む 会」の ような 研究方法は 「国益に反する」「アキラメロ!」などと いわれる かも しれません。万が一にも、そんな ことに ならない よう、願って います。

2014年9月4日木曜日

ちいさい 秋

 
 
白壁と南天
 
 
アサガオ 
 
 
いたち川遊歩道 
 
 
雪見橋から 
 
 
紅葉狩りツアー案内 
 
 
 
 

ちいさい 秋、見つけた
8月は あつい 日が つづきました。体を 動かす のが いやで ナマクラを きめこんで いた のですが、お盆の 墓まいり など、シャバの 義理() みたいな ものも あり、ふりかえって みると、あっと いう まに 過ぎた 一か月 でした。

このところ「いたち川散歩」の 行動半径が ちいさく なりました ので、ケータイの カメラに おさまる 風景も、毎度 にたような 感覚の 作品 ばかりに なっています。

それでも、「真夏の 風物だと 思って いたが、よく 見ると かすかに 秋の 気配が 感じられる」などと、みずから なぐさめて います。

白壁と南天」 O家花壇、820日。白壁に南天のカゲが映っている姿が好きです。

アサガオ」 O家花壇、824日。ひそかに「夏のなごり」を発信していました。

いたち川遊歩道」 830日。この場所も、わたしの 定点観測の 一つ。これまで、なんまいも 写真に とりましたが、この1枚の ヒザシ 加減は やはり この時季 独特の ものだと 思います。 

雪見橋から93日。散歩の ときは、いつも この場所で いたち川の 風景を ながめます。定点観測 第1号 地点です。そして 気分が むけば、「相も 変わらぬ 風景だ」と 分かって いながら、ケータイの シャッターを 押します。この日は、サクラ 並木の こい ミドリ 一色の 中に 柿色の葉が 数枚 まじって いる のを 見て、「ちいさい 秋、ミーツケタ」と 感じました。

 

紅葉狩りツアーの案内
8月すえに、伊藤 広美さん から メールで 「紅葉狩りツアーの ご案内」を いただきました。伊藤さんは、この4月 にも「桜鑑賞ツアー」を 企画、みずから 愛車を 運転、呉東一帯の 桜名所 めぐりを して くださいました。

こんどは1027日富山発。飛騨・信州の紅葉をながめ、碌山美術館(安曇野市)を 見学した あと、くろよん ロイヤル ホテル(大町市)1泊の 予定だ そうです。

わたしは 足腰が よわって きて いる ので、1年 さき、2年 さきと いわれると 自信がもて ません。でも、23か月 くらい なら なんとか がんばって みようかと 思って います。ひさしぶりで  伊藤夫妻の 愛犬 ランちゃんに 会える という 楽しみも あります。
 


クサカ[日下・草香]の話
ブログ「コトダマの世界」は しばらく「夏休み」を いただいて おりましたが、9月の 声を きくと ともに 再開しました。

こちらの ブログでも ご紹介しました「古事記を 読む 会(毎月1回の 輪読会)が 予想以上に 盛況、つまり みなさんが 熱心に とりくんで おられる ので、わたしも おいてきぼりに ならない よう 全力投球する 気に なりました。

『古事記』に 出てくる コトバは、現代日本語の 音韻感覚と すこし ちがった ところがあります。そこの ところを きちんと 整理して おかないと、ほんとうに 『古事記』を 読みこなす ことが できない だろうと 思われます。

そこで、ブログ「コトダマの世界」では、このあと しばらく『古事記』に 出てくる コトバに しぼって とりあげる ことに しました。

再開 第1(92)の タイトルは「クサカ[日下]と クサカ[草香]」。太安萬侶が 「序文」の 中で「本のまにまに改めず」とした 用字法の コトバです。
いちど のぞいて みて いただき、お気づきの 点を ご教示 いただければ ありがたいです。