『古事記』を読む会(A)12/1
『古事記』を読む会(B) 12/1
クリスマス・ツリー 11/25
音の会(A) 12/4
音の会(B) 12/4
折り紙に挑戦 12/5
ミニ・カステラづくり 12/9
社会人大楽塾 12/12
移動販売 12/13
① 「現代カナヅカイ」という原則をきめておきながら、国語教科書や新聞や雑誌などで、「こんにちは」、「これは、○○です」など、「歴史カナヅカイ」のまま表記しているのは,どう考えても道理に合いません。1日でもはやく、イワ[岩](<イハ)・カワ[川・皮] (<カハ)と同様、「こんにちわ」、「これわ、○○です」と表記すべきだと思い、國の文教当局者へ抗議・提案します。
② ついでに、日本語のハ音・ワ音]が、どんな意味(事物の姿)を表わしているか、実態をたしかめたいと考え、作業をすすめています。また、ツイデのツイデに、漢語や英語の分野で、p-(b, f, v)音がどんな意味を表わしているかについても、しらべてみたいと考えています。『古事記』は、日本人が読んで楽しんでいるだけではモッタイない。世界中の人たちにとっても、貴重な文化財だと思います。世界中のだれが読んでも分かりやすいように、世界規模で客観性・合理性のあるコトバヅカイで現代語訳や注釈を準備したりすることが、まず日本人研究者の課題となるでしょう。
ホームで外出届を書いたときは、「7時半くらいで解散かな」と予想していたのですが、いざその時刻には、まだ「宴たけなわ」の状態。自分ひとりだけヌケダスわけにもゆかず、ズルズルと時間経過。ようやく「解散」となり、ホームまで帰り着いたとき、時計の針は9時をまわっていました。「予定時刻よりおそくなるのは、仕方ありません。でも、そのときは電話だけはしてくださいね」と、厳重注意されました。自分の無責任な行動で、スタッフの皆様にご迷惑をおかけしました。反省しきりです。
12月4日(水)。午後9fで「音の会」に参加しました。会場の一画に、先日入居者みんなでカザリツケをしたクリスマス・ツリー(写真11/25)もならんでいました。
この日歌われた曲名は、「始まりの歌」「たき火たき」「北風小僧の寒太郎」「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」「お座敷小唄」など。時節がら、「赤鼻のトナカイ」の由来話も聞かせていただき、つよい印象がのこりました。
歌いおわったあとは、ひきつづき忘年会兼クリスマス・イブの感覚。でっかいケーキとホットなココアがふるまわれました。
部屋へもどって一服していたところへ、Mioriさんがみえました。これから本格的な冬にむかう時期なのに、わたしが、自分一人ではなにもしない(できない)のを見るに見かねてのことでしょうか。年末から正月にかけて、わたしの下着から上着までの着替えなど、ひととおりダンドリしてくれました。
12月5日(木)午後、9fで「折り紙の会」に出席しました。「機能訓練」の一環として、この日は、折り紙でオカシラ[頭]づくりに挑戦です。ところが、折り紙のどの線で折れば、オカシラらしい風格のある姿になるのか、そのコツがつかめません。「この辺かな」と思って折ってみましたが、結果はごらんのとおり。イジメラレッ子みたいで、かわいそうです。堂々として風格のあるオカシラをつくるには、さらになん回か試行錯誤をくりかえすほかなさそうです。
12月10日(火)。午後1時半から長江新町の長念寺で開かれた「寺サロン」に参加しました。いつものとおり、はじめにお経の練習などをすませたあと、門信徒による「雑談」のトップ・バッターとして別紙メモ「『こんにちは』のハ・ワ音の意味を考える」を配布し、自分がいまとりくんでいる問題について、わたしの考えを聞いていただきました。問題の第一は、日本の文教当局が「現代カナヅカイ」をきめておきながら、助詞の「こんにちは」「これは○○です」にかぎって、「歴史カナヅカイ」のまま、ハと書いてワと読ませています。これは、どう考えても不合理であり、文教当局の「怠慢」といわなければなりません。「小学校から英語学習」「聞く・話す能力が大事」などといっていますが、全国の大学で「日本語と英語の音韻比較研究」講座をもっているところはめったに聞いたことがありません。これでは、先の戦争中「空襲の焼夷弾で起こった火災をハタキで消せ!」と命令していたのとおなじこと。なによりまず、日本語や英語の音韻組織にかんする知識・技能をそなえた教師陣を養成すべきだ、ということです。
第二.この問題を考えたついでに、日本語のハ音、もしくはハ行音(ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ)がどんな意味(事物の姿)を表わしているのか、考えてみました。ツイデのツイデに、ハ音がワ音に変化したことの意味についても考えてみました。そして、その結論として、「ハ行音一つとってみても、音のつながりで、つぎつぎあらたなコトバが生まれ、それがやがて語彙体系を組織してゆくことになる」、「コトバをツムギダスことの面白さ・楽しさを学習者が体験し、習慣づける」ことこそ、もっとも効率のよい言語学習法であり、また学習指導法の原点とすべきではないかと考えています.
この日、とりあげられた歌は「元気・長生き・健康音頭」「赤鼻のトナカイ」「東京五輪音頭」「島のブルース」など。この中に、つい先日「音の会」でもとりあげられた「赤鼻のトナカイ」がまじっていることに気づき、「季節がらみで流行しているのかな」と思ったりしました。
「終活」の一環として企画したシリーズ「日本語の系譜」ですが、今回もお休みさせていただきます。体は一つしかないのに、「死ぬまえに、ぜひつきとめておきたい」研究テーマがつぎつぎうかんでくるので、ついついそちらにノメリこんでしまう状態がつづいています。
「ヤ音の系譜」、つづいて「ワ音の系譜」に時間をとられ、さらにこんどは助詞「ハ」をめぐる「現代カナヅカイ無視」の問題についても、たちまち熱中してしまいました。ハ音がワ音に変化するということは、その分量の語彙がワ音に合流することであり、「ワ音の系譜」にも影響するはず。そのハ音とは、そもそもどんな語音なのか?そこで、また日本語ハ音の実態調査、ついでに漢語・英語のハ音についても調査することにしています。
第三者から見たら、まったくの迷走状態でしょうが、本人としては、おもしろくてたまらない状態です。おゆるしください。