悠学会研修会
晩秋の いたち川
カモ一家
延命地蔵尊
ユズ
「田の神のお祭り」
10月25日、日本海文化悠学会の 研修会に
出席。会場は 豊川稲荷神社 図書室。きょうのテーマは「田の神の お祭り_新川地方_」提案者は、北代
縄文記念館 代表 森喜美さん。
門外漢の わたしには、分からない こと ばかり でしたが、いただいた 資料を たよりに、なんとか
おさらい してみます。
森さんは まず、日本全国の「田の神」を 3種類に
分類します。
①
農耕神・作り神等、耕作に 関係する 名前を もつ もの。
②
恵比寿 または 大黒 など、農耕 以外の 神に 関係する 名前を もつもの。
③
その他。
そのうえで、北陸3県の「田の神」の 名前に
ついて 報告されました。
富山県黒部市や入善町の「オーベッサマ」、「エビス迎え」
同 小矢部市 水島地区や 南砺市 福光地区の「タンボノカンサマ」
同 富山市 岩稲地区(旧細入村)の「お鍬さま」
同 魚津市 経田地区の「オーベッサマ」
石川県 奥能登の「アエノコト」
福井県 越前市の「アイノコト」
わたしは、「田の神」=「農耕の神」と 考えて いました ので、「農耕 以外の 神に 関係する
名前」と いう のが、どうも ピンと きません。「タンボノカンサマ」や「お鍬さま」と いわれれば「田の神」として 理解できますが、「オーベッサマ」、「エビス迎え」と いわれても、エビス神は「漁業の神」であり、「農耕の神」では ありません から、これを「田の神」と 認定する こと には
疑問を 感じます。
「アエノコト」、「アイノコト」の ばあいは、この マツリの 中で「田の神」と いう 名前が よばれ、「エビス神」が
よばれない こと など から、これを「田の神(まつり)」と よぶ
ことに 違和感は ありません。
森さんは、「田の神 祭り」伝承と 仏教(曹洞宗・真言宗・浄土真宗)との 関係に ついても指摘されました。「田の神」に かぎらず、古代日本の「神まつり」の実態に ついて 議論したり 判断したり
できる 資料が 不足して います。「オーベッサマ」や「アエノコト」などの 調査 から 神仏習合の 経過が 分かって くれば、ぎゃくに
古代「神まつり」の 実態を さぐる 手がかりが つかめる かも しれません。神道(?)に くらべて 仏教 関係では、信頼できる 文献資料が たくさん あります
から、神仏習合の カラミ から、「神祭り」の 実態に ついても 客観的・合理的な 判断資料が でてくる ことが 期待できます。
晩秋の いたち川
10月28日。しばらくぶりに 雪見橋 から
下流の 景色を カメラに おさめました。毎日 ながめて いる 景色ですが、いたち川 両岸の サクラも だいぶ 紅葉して きた 感じです。雪見橋が 補修工事中 だからと
いう わけ でも ない でしょうが、この ところ しばらく鯉の 姿は 見えません。
カモ 一家
11月2日。雪見橋の すぐ 上流で、ひさしぶりに
カモ 一家を 発見。かぞえて みると、9羽の 大家族でした。(右はしの 1羽 だけ、画面 から はみだして います。)
延命地蔵尊
11月2日。石倉町の 延命地蔵尊に おまいり。土曜日
なので、花屋さんが 店を 出して いました。あいかわらず、クルマで「お地蔵さんの 水」を くみに くる 人たちで にぎわって いました。
ユズ
11月3日。Hさん 来訪。例によって、柿・里いも・大根・ねぎなど、どっさり
いただきました。それに もう 一つ、枝つきの でっかい ユズを 1個。
Hさんの お宅は 黒部市 ですが、長年 富山の 保健所 などに 勤務して おられ、信子の姉・小柴菊枝さん(華道教師。故人)の お弟子さん でも ありました。彼女とは ただ それだけの
ご縁 でしたが、ご実家が 農家と いう ことで、四季 おりおりの 作物を 小柴家に とどけられ、ついでに わたしどもの ところ まで くばって ゆかれます。それが、もう
ウン十年 つづいて います。
いただいた 柿は 50個 あまり。うち
10個ほど 皮を むいて 干し柿と して つるし、あとは サワシ柿に しました。でっかい ユズは、2~3日 へやに かざって ながめ、そのあと 湯船に うかべました。
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