新電柱 参上
「電柱工事中」の 掲示
新信号機 仕事 はじめ
配電線 きりかえ 工事中
もとの 電柱は 丸坊主
デンチュウで ござる
むかしは たしか デンシン バシラ [電信柱]と いって いましたが、いまは もっぱら デンチュウ[電柱]の ようです。とにかく いそがしい 時代です から、デンシン バシラ など、長ったらしい コトバを つかって いる ヒマは
ない のかも しれません。
デンチュウの ほうが 簡単で 便利だ と いわれれば、ナルホド とも 思います。しかし、わたし
などは つい「殿中で ござる」と いう セリフを 連想して しまいます。
1月20日、砂町 交差点で 発生した「大型トラック 電柱に 激突」事故現場を 見た とき、わたしは
ほんとうに そう 思いました。1月25日の ブログ でも とりあげましたが、ここは 交通量の おおい 幹線道路の 交差点。電柱の すぐ ワキに、商店や
住宅が 密集して います。もし この 電柱が たおれたら、まちがいなく 大惨事と なる ところ でした。
クルマの 運転手は 「一国一城の主。トノサマ」。道路は 公共の 場所。運転手に とって「職務執行中の
場所」。「殿中と おなじ 神聖な 職場」です。トノサマは 家臣や 領民のことを
考え、上司・同僚 たち との アツレキで「乱心」状態に ならない よう、気をつけなければ なりません。運転手も、まわりの クルマの 様子や 道路の 様子に 気を
くばり、安全運転を 心がけ なければ なりません。
もし わたしが 電柱 だったら、大型トラックに 衝突された とき、こう さけんだ かも
しれません。「殿、ご乱心 めさるな!デンチュウ[電柱・殿中]で ござる!」
なぜか、報道ゼロ
これは たいへんな 交通事故 です。きっと 新聞・テレビ でも 報道されるに ちがいありません。わたしは
そう 考えて いました。ところが、じっさいは 報道 ゼロ でした。なぜ 報道ゼロ なのか?いまでも フシギです。いろいろな 配慮が あっての こと かも しれませんが、電力会社
から、もしくは 警察 から、近所の 住民たちに たいして、なにかひとこと 報告 とか 説明が あった と いう 話も きこえて きません。こう なると、交通事故
そのもの だけ でなく、事故処理の 方法に ついて まで 心配に なって きます。「事故」から「事件」が うまれ そうな 感じです。
新電柱 参上
1月30日。もとの 電柱の 北より 数メートルの
ところに、あたらしい 電柱が たって いました。まわりの 電柱に くらべて 一段と 高く、見るからに たのもしい 感じが します。
「電柱工事中」の 掲示
2月2日。まだ 丸坊主の 新電柱に 「工事中」の
掲示が はりつけて ある ことに 気がつき ました。「電柱工事中。舗装工事(地盤の 安定)待ち です」と 説明した うえ、「問い合わせ先」の 電話番号 まで 書いて
ありました。
わたしなど シロウトは、「あたらしい 電柱を たてたら、1日も はやく 信号機や 配線工事も すべき では ないか」と 考えがち ですが、「舗装工事(地盤の安定)待ちです」と説明されると、ナルホドと
思います。
しかし、一方で これだけ ていねいな 説明を して いながら、事故に まきこまれた 電柱には、なんの
掲示も ない と いう のが フシギ です。クルマに 衝突されて 内部の 鉄筋を さらけだして いた 部分に 黄色の シートを まきつけて メカクシした だけ。地上
1メートル ほどで 折れ曲がった 電柱が、道路を 横断する 姿で たおれ かかって います。いま すぐに でもドタッと
たおれ そうな 電柱が どうやら もちこたえて いる のは、電柱の トンボ先 から 四方へ はりめぐらせた 配電線に よる バランス効果 でしょうか?いずれに
しても、だれが 見ても、異常事態・緊急事態だ と 思います。
「舗装工事(地盤の安定)待ちです」と 掲示する まえに、「もとの 電柱の 足腰に シートを
巻きつけて あるのは ナゼか」、「電柱が たおれ かかって いる のは ナゼか」、「このままで 安全 と 断言 できるか」などの 点に ついて、報告・説明して
ほしかった と 思います。ざんねんです。
新信号機仕事はじめ
2月5日。砂町交差点の 信号機が もとの
電柱から あたらしい 電柱に 移設されて いました。
これで いよいよ 新信号機の 仕事はじめ です。おめでとう! そして、がんばって ください!
配電線きりかえ工事中
2月6日。クレーン車(?)も 出動して、配電線の きりかえ 工事が はじまりました。
もとの電柱は丸坊主
2月7日。配電線が すべて 新電柱に つけかえられ、もとの
電柱は 丸坊主に なりました。あとは 無事安全に 撤去される 日を まつ だけ。勤続ン十年、おつかれさま でした。
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