2017年5月30日火曜日

老人ホームへヒッコシ


スワ神社の大鳥居 5/17


スズラン 5/17 


資料の整理がたいへん! 5/21 


遺影にお花を 5/21 


昼食 5/26 




老人ホームへ入居しました

429日に信子の葬をすませたあと、わたくし自身が老人ホームへ入居することになり、日常生活がかなり混乱した状態となりました。そのため、まわりのみなさまにまで、いろいろご心配・ご迷惑をおかけしてしまい、ほんとうに申しわけありません。

実は、わたくしの老人ホームへの入居は、信子が藤の木病院へ入院した(117)当時から、同時並行的に計画されていました。

たとえば、信子が入院するまで、信子のためとして週3回ヘルパーさんに来ていただいていましたが、入院後は、わたくしのためのヘルパー派遣に切りかえていただきました(すべて、Mioriさんたちが、準備してくれました)。それでもなお、Mioriさんたちは、わたくしの「一人暮らし」を心配していました。

わたくしは「要支援2」で、いちおう自分で自分の体を動かすことができます。ただし、歩いているときなど、前後左右のバランス感覚がつかめません。片足で立ってみようとしても、3秒とはもちません。自宅での「一人暮らし」だと、万一のばあい、何かのハズミデ、パッタリたおれ、だれかが事故発生に気づいたときは手おくれ、ということにもなりかねません。そこまで心配して、「しかるべき施設への入居」が計画されたわけです。

 そのうえ、「パソコンで検索もしたい。ブログもつづけたい」という注文がつきましたので、有料老人ホーム「めぐみ」にたどりつくまで、かなり時間がかかりました。



41()。*有料老人ホーム「めぐみ」を見学。

4月22日(土)。*めぐみで「面接」。「5/12入居予定」を確認。

5月9日(火)。*砂町自宅から搬出の準備開始。

510日(水)。*めぐみ703号室への搬入はじまる。まずは、パソコン台のテーブルなど。Tetuさんも応援にかけつけ、夜7時過ぎまで作業。

511日(木)。*めぐみへ衣料品・書籍・資料などを搬入。パソコン台のテーブル、ベッドの位置などを決定。

512()。*正式に、めぐみ703号室へ入居。11時、1階の桝谷内科医院で健康診断を受ける。

513日(土)。*めぐみでの生活第2日目。午前、カーテンとりつけが完成。Y電機店から、テレビ・冷蔵庫・掃除機など、とどく。

9時、東京からNorikoさん(信子の義姪)が応援に来られる。ご主人と同様、ITのプロなので、メカ音痴の老人が入居先のホームで無事パソコンを操作できるかどうか、心配されたらしい。

*午後、Tsmtさん(従兄弟)がたずねてこられる。現在、要介護1の状態で、義弟Hrkwさん(高岡市)が押す車いすで、砂町→丸の内まで来られたとのこと。恐縮。こちらからの連絡が不十分だったことをおわびする。614日の納骨法要には出席できないとのこと。

514日(日)。*砂町の電話器をとりはずし、めぐみ703号室に設置。Tel.076442-0151となる.

515日(月)。*午前、電話局から来訪、テスト完了。電話の使用可能となる。*午後、デイ・サービスのため、まちなかへ。



スワ神社の大鳥居とスズラン

5月17日(水)。*てがみ3通を出そうと、ポストをさがして外出。念のため、2本のストックを使う。めぐみへ入居してから、はじめての散歩。ポストは、めぐみの西方、百メートルほど先にあった。そこには、郵便局もあった。

その先に、スワ神社の大鳥居がそびえ立っていた(写真1)鳥居をくぐると、社殿の手前に、池がある。アヤメゕ、ショウブか、きれいな花も咲いている。しかし、神社の境内にしては、なんとも風情が感じられない。片すみに、スズラン(写真2)の群生が見られ、ぎゃくの意味でおもしろかった。あとでネットで調べてみると、この一帯は戦災で焼け出されたあと、なんとか再建されたものの、池は「庭園」ではなく、「防火用池」として設置されたとのこと。歴史的現実のきびしさを、見せつけられた思いがする。



Norikoさんからメール

518日(木)。*9時、1F桝谷内科医院で検診(以後、毎週木曜、この時間帯で実施の予定)

11時、Kumiさん(義姪)から電話。

*午後、デイサービスまちなかへ。

Noriko(義姪)さんからメール。ブログ「七ころび、八おき」読者からのコメントを見逃していないか、とのこと。「おくればせながら、気づいて、返事してある」ことを報告(真船信夫さん、渥美武雄さん関連)。さすが、その道のプロ。ここまで心配していただいたことに感謝。

519日(金)*午後1時~、散髪(外部から、定期的に出張してこられるとのこと)。葬式や引っ越しで、散髪に出かける時間がとれなかったので、「助かった」感じ。



佐藤芙美さんが来訪、遺影にお花

521日(日)*1カ月ぶりで、ブログを更新。「お葬式のあとさき」。それにしても、せまいスペースの中で、資料の整理がたいへん!(写真3)。「それより、おまえの頭の中を整理することの方がサキだろう」といわれるかもしれないが。

*午後、五十嵐俊子さん(日文悠)へメール、近況報告。

Sigekiさんの三女、Kazunaさん来訪。

*佐藤芙美さん来訪。きのうも、手づくりの弁当持参で砂
町・丸の内とたずねまわり、ようやく「めぐみ」までたどり
ついたが、ほかの約束時間がせまり、そのまま帰られたとの
こと。

 きょうは、お花を持参。信子の写真わきなどに活けてくだ
さる(写真4)。恐縮。小沢俊夫さん(ドイツ文学者)が富山
で講演されたとのこと。短歌雑誌「雲英」に寄稿した「別所

考」のコピーをいただく。東京での個展出品作と『コトダマ
の世界』表紙デザインのことなどについて情報交換。6/23()の日文悠で再会できるはず。



便秘、やがておさまる

19日までは順調だったが、以後便秘気味。朝食時、食欲し。一部,強制排出。それでも、なんとなく気持ちがわるい。*午後、デイサービスのため、まちなかへ。

523日(火) *「乙字湯」2回服用のおかげで(?)便秘解消。

10時半~、フロアで、Mioriさんも在籍の上、施設側から「介護予防サービス計画」について説明あり。週2回(月・木)デイケアへ通所。(火・金)ヘルパー来訪。6/1から実施。毎週木曜、桝谷内科受診のこと、など。

5月24日(水)。 *午前、長念寺へ。ホームでは、仏壇を置くのはムリなので、小ぶりのズシ[厨子]タイプにする案など、相談にのっていただく。

*午後、ヘルパーの久保さんが、佐藤芙美さんとお知り合いだったことが分かる。フシギなご縁を感じる。



「規則正しい生活」のはじまり

5月25日(木)。*「めぐみ」の昼食をスマホにおさめる(写真5)。「めぐみ」では、9Fの食堂で、みなさんそろって食事をするのが原則。健康状態などによっては、各階別でも食事できるが、入居者同士の親睦(孤独化防止)をはかる趣旨と解釈される。なるほど!。

 「朝食7時~、昼飯12時~、夕食7時~」となっているが、みなさん定刻まえに着席(すべて指定席)しておられる。

 食事内容は、個人の体質などによって多少ちがうが、おおむね薄味で、柔らか。消化・吸収しやすいものになっているらしい。朝食には、原則として牛乳がつくが、わたくしなどの場合は、牛乳のかわりにヨーグルトがつく。ご膳にそえられたネーム・カードにも、「牛乳✖」「朝、ヨーグルト」と記入されている。

ここへ来たおかげで、わたくしもみなさんに習って「規則正しい生活」ができるようになるかもしれない。



『コトダマの世界Ⅱ』の作業を再開

5月26日(金)*金岡さんへ、駐車場料金納入。中島さんへもごあいさつ。丸の内の転居先メモをお渡しする。

14時~。9Fで、リクレーション。ギター伴奏で、歌の数々が披露され、出席のみなさんも、好みにしたがって、声をあわせる。最後に、施設での現行企画として「フラワー アレンジ教室」、新規企画として「三味線教室」への参加を呼びかけられる。

*桂書房から電話。「明日にでも」と返事する。

5月27日(土)*10:30~、桂書房の勝山さん来訪。『コトダマの世界Ⅱ』ゲラ校正を渡す。「もくじ」、「志田延義さんの書評」、「スミ・シム・SMITHのうた」などについて希望事項を伝える。表紙デザイン・装幀などについては、桂書房から佐藤芙美さんと直接話しあっていただくようお願いする。次回再校のときまでに、「まえがき」「あとがき」「経歴」などを準備することなど、宿題多数。このさき、納骨法要のことがあり、ブログの次期公開は、またしてもおくれるかも。



ボロボロのままブログ公開

 ごらんのとおり、歩くのもフラフラ・ヨロヨロ、文章を書いてもフラフラ・ヨロヨロの状態が、しばらくつづいています。おはずかしい次第ですが、このボロボロのままブログを公開することにします。認知症もどき、97歳老人の実態を知っていただくことも、なにかの役に立つかもしれないと考えています。わがままをお許しください。

2 件のコメント:

  1. 先生お元気でおすごしでしょうか。
    以前小樽にいましたミクマリの北海道のうえだです。
    奥様が亡くなられたことを、今こちらのブログで知り驚いております。
    本当に残念です。謹んでご冥福をお祈りいたします。


    私、今日本語教師養成講座へ通っております。
    今夜、教室で教えていただいてる先生と中国、日本語の話からいずみ先生のお話をして帰宅後ブログを読ませていただいた次第です。
    出来ましたら満州のお話を伺いたいのですが、
    おちつかれましたらお時間あるときにご連絡いただけると嬉しいです。
    再度になりますが ご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。
    ウエダミホ

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    1. 上田 さま:
      きょうコメントに 気づきました。おそく なりまして、ごめんなさい。こんど、また、 あらためて ご連絡します、

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