『古事記』を読む会 7/3
綿菓子づくり 7/10
花 7/13
夕食 7/14
筋トレ 7/14
射的場 7/14
『古事記』を読む会 7/3
7月2日(日)午前、茶屋町豊栄稲荷神社で開かれた「古事記を読む会」に出席。この日は、五十嵐俊子さんが「古事記に表れる大刀・剣の記述」について、またイズミが「ヤ[矢・屋・谷・哉]の系譜」について、それぞれの調査結果を報告しました。
五十嵐さんは、A4で6ページのレジュメを用意し、「古事記に表れる大刀・剣の記述」、
「杉谷A遺跡出土の素環頭大刀」、「古代の製鉄法」、「鉄の古語」、「南方系海洋民によって伝えられた鉄文化」などについて報告されました。どの項目もみんな面白いと思いましたが、とりわけ興味を感じたのは、五十嵐さんが「タチ[大刀]・ツルギ[剱]・ミハカシ[御佩]」、あるいは「テツ・タタラ・タタール・韃靼」、「サヒ・サビ・サム・ソホ・ソブ」など、鉄にかんするさまざまな用語をとりあげ、やがて「サ行音」が表わす意味をさぐるなどの姿勢を見せられたことです。テツ[鉄]やタチ[大刀]にかぎらず、この種の議論を進めるに当たっては、まずキーワードとなる用語の意味について共通理解をたしかめることが重要で、そうしないと、議論がうまくカミあわず、ただの水掛け論になるおそれがあります。
「テツ・タタラ・タタール・韃靼」・・・イズミ方式では、t-t音、もしくはt-r音タイプとして分類される語音であり、世界規模で分布しているとみられます。
「ナハ[縄]・ナフ[綯]・ナブ[並]・ナベ[鍋]・ニフ[丹生]・ニブ[鈍]・ニヒ[新]・ヌフ[縫]・ネフ[根生]・ネブ[合歓木]・ノブ[展・延・暢・述]」…n-p音タイプの語音。漢語ニフ[入]・ナイ[内]・ナフ[納]や英語navy(艦隊。鍋型), navel(へそ。鍋型), nephew(甥。姪の対。根や芽がノビデル姿), new(新)などとの対応関係も考えられる語音です。
ここまで来ると、このブログで議論できる限界をこえることになりますが、まだブログ「コトダマの世界」を再開できる見通しは立っていません。しかし、このことから「日本海文化悠学会」が世界規模で客観性・論理性のある議論の場として成長しつつあることの例証と見ることができるかもしれません。すばらしいことだと思います。
小澤俊夫さんの記事
この日の北日本新聞文芸欄に「著者が語る」として、「『ときを紡ぐ』の著者小澤俊夫さんのコトバ「敗戦時の涕忘れない」という記事がのっていましたので、キリヌキしておました。
7月3日(月)。デイ・ケアの日。なんとか無事、きょうの日程を終了。夕方、佐藤芙美さんから電話がありました。きのうの北日‣小澤さんの記事のことから、「小澤さんは、よく金沢まで来られるので、できれば(富山もしくは金沢で)3人(小澤・佐藤・イズミ)で面談できる場をつくりたい」とのこと、ありがたい話。それまで、なんとかして、体調をくずさないようにしてゆきたいと思います。
7月8日(土)。朝パソコンにむかっていると、画面に「○○アップ」の案内。かるい気持ちでOKしたところ、その作業がおわるまでに1時間以上かかってしまいました。
10:30~、美織さんといっしょに五百石の俊光さんのところへお礼のごあいさつ。お墓のまわりの清掃などでずっとお世話になりながら、俊光さんご自身が療養中との事情もあり、お礼を言う場を設定できずにいたのですが、きのう古川さんと電話で打ちあわせ、ようやく実現できました。これでやっと、おおきな宿題が一つへった感じです。
15:30ホームへ帰りましたが、留守中に桂書房から校正用原稿(最終)を持参されたとのこと。10日(月)はデイ・ケアの日なので、16時ころ構成ずみ原稿を受けとりに来られるよう電話でお願いしました。
おくればせながら、iwtbさんとhtaさんあてに、ややくわしい経過報告を記したお礼のてがみを書きあげました。
綿菓子づくり 7/10
7月10日(月)。デイ・ケアの日。会場の一角に、夏祭りの夜店のようなワタ菓子作りの機械が設置され、出席者全員、お好みの色でワタ菓子づくりを体験しました。わたしも、ン十年ぶりで、山王さん祭りの夜店をのぞいた気分になりました。そういえば、老人ホームでも、デイ・ケア施設でも、「安あがりで、認知症予防にもなる」モヨオシがつぎつぎ計画・実施されているようです。アタマがいいんだなと感心しています。
7月11日(火)。3日ぶりで(?)大便排泄。気分さわやか。このへんで、便秘とはサヨナラしたい。問題は、やはり運動不足。手・足。腰などの筋肉がおとろえ、排便する機能が弱って来たのでしょう。基本的な体操を、もっとしっかりやってみようと思います。
福岡市の川述さんから電話あり。こちらからの手紙がとどいて、はじめて信子の死を知ったとのこと。ご案内がおくれて、申しわけありません。
花 7/13
7月13日(木)。デイ・ケアの日。会場のカベ・マド・テーブルなどに、さまざまな作品がかざられています。ここのスタッフの方たちの作品もありますが、出席者自身の作品もあります。イロガミでつくった花やリボンがそうです。また、画像にかかげた花も、出席者の一人が自宅の花壇から採集して持ちよったものだそうです。ナマエは、「チョウセンギク」と呼んでいるそうですが、せっかくのチャンスなので、会場備えつけの図鑑で調べてみました。「アスター。キク科。チョウセンギクとも」と解説されていました。あとでネットでも調べてみると、「中国北部原産。キク科、エゾギク属」となっていました。
夕食 7/13
この日の夕食の写真をお目にかけます。どんな味だったか、すっかり忘れてしまいましたが、パッと見たところ、鱒ずし(紅白)・のり巻(白黒)・やきとり(茶色)・エダマメ(ミドリ)などのイロドリのミゴトさに目をひかれ、スマホのシャッターを押してしまいました。あとで、この写真をながめるたびに、食材それぞれのイロアイから、それぞれの食感を思いだすことができます。フシギなものですね。
毎日暑い日がつづくと、冷房のきいた部屋にこもりきりで、運動不足から食欲が落ちてくる傾向があります。どうしたら、ホームの入居者に毎日3度の食事を完食してもらえるか?そこが、ホームの食事担当者にとって、腕の見せどころ。食品の安全性やカロリー計算などのこともありますが、まずは「食べてもらう」ために、食品のイロドリや配列など、演出効果を上げる工夫をしておられるようです。夏まつりのチョウチンに見たてた用紙に「おまつり」と書いたカードをそえるなども、その例だと思います。
筋トレ 7/14
7月14日(金)午前、1Fで内科受診。午後、デイ・サービス風雲堂(西中野町)で、パワー・リハビリテーション無料体験会に参加しました。さまざまな機械装置を使い、腕・足・腰などの筋肉をきたえる方式のようです。数年まえ、アピアのフィットネス・クラブで体験した方式に近いと思われます。
この日は体験できませんでしたが、ほかにもウオーター・ベッド、マッサージ・チェアなどの機械も設置されているとのこと。この二つは、「めぐみ」へ入居するまえ、デイ・サービス「まちなか」で利用させていただき、有効だと実感していました。
風雲堂のパワー・リハビリは、まる1日でなく、午後からの半日だけで済むということもあり、わたじ自身は「やってみたい」と思っています。ただし、介護保険が適用されるのは「要支援2で、週2回まで」と聞いているので、めぐみのデイ・ケアと併用できるかどうか?その点は、まだよく分かりません。
射的場 7/14
風雲堂から「めぐみ」へもどって来たら、ヘルパーさんが待っていました。そして、そのあと、いそいで3Fの「夏まつり」会場へむかいいました。実は、この日14時から3Fで「夏まつり」を開くので、ぜひ参加してほしいと、さそわれていたからです。わたしがかけつけた時は、あらかたのみなさんが帰られたあとでしたが、いかにも「夏まつり」らしく、「射的場」がセットされていました。わたしは右目のマブタが開いてくれないので、左目にたよって発射したのですが、5発のうち2発的中。おみやげ(洗剤)をいただいて部屋にもどりました。いそがしい1日でした
『コトダマの世界Ⅱ』贈呈先名簿など
7月15日(土)。『コトダマの世界Ⅱ』発行予定日が7月20日ということなので、それにあわせたスケジュールを考えておかねばなりません。お金を払って、この本を買いとり読んでくださる人は、めったにいないかもしれませんが、それでも一人でもおおくの方に読んでいただけるよう、まずは新聞社や放送局などをまわって、取材をお願いしなければと考えています。
贈呈先名簿についても、①直接手渡し予定分、②郵送予定分(一般の部、中国語学会関係の部)など、書きあげてみました。県内の公立図書館や学校のの図書館などについても、考えてみるつもりです。
追記:
「20日発行」の予定が1週間ほどおくれるとの知らせがはいりました。28日(金)の「悠学会」には間にあうよう念をおしておきました。出版社のつごうで日程が1週間おくれることは、それはやむをえません。それよりも、アイサツまわりや、郵送分の発送をたしかめるまで、わたし自身の体調を維持できるようにと願っています。
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