2014年6月6日金曜日

花が サク、実が ナル 

 
 
N家の花壇
 
 
 
バラ(G家の花壇) 



遊歩道花壇
 
 
 
ツツジ(遊歩道) 
 
 
 
ウメの実が 鈴ナリ 
 
 
 
落ちた ウメの実 
 
 
 
 

ツツジの 花が サク ころ
サクラが 散った あと、新緑の 季節を むかえました。しかし、ことしは いたち川 べりを 散歩して いても、あの シダレヤナギの みずみずしさを あじわう チャンスが ありません でした。異常気象の せい でしょうか、それとも わたし個人の 感性が おおろえたから でしょうか、ちょっと さびしい 感じ です。

それは それと して、ご近所の おたくの 庭先や 花壇 などで、つぎつぎ いろんな 花を拝見、目を たのしませて いただいて います。

N家花壇(5/27)、G家花壇の バラ(5/29)、遊歩道花壇(花の名不明)( 5/30)、遊歩道花壇の ツツジ(6/4)、など。

「花の イロドリの うつくしさを 紹介する つもり なら、まず 花の ナマエ くらい 調べて からに しろ」と しかられ そう です。申しわけ ありません。

 

ウメの 実が 鈴ナリ                       
雪見橋わきに 立って いる ウメの木に ついては、この ブログ梅が 咲きました(/22号)でも ご紹介しましたが、こんど あらためて ながめて みると、ミドリ色の ハッパに 見えかくれ して、キイロの ウメの 実が 鈴ナリに なって いる ことが わかりました(6/4)。そう いえば、この ウメは、花が 咲いた ときも ひっそりした 感じ でした。そして いま またしても ひっそりと、枝と いう 枝に「鈴ナリの 実」を みのらせて います。小粒の ウメ です から、塩漬けに したら、小梅の カリッと した 食感を あじわえる かも しれません。しかし、いまは 飽食の 時代。ウメの 実を ひろいに くる 人は だれも いません。それ どころか、ここに「ウメの 木が ある」こと、その 木に「鈴ナリの 実が 稔った」ことに、気が つく 人が めったに いません。ウメの 実は、毎日 いくつか ずつ 落ちて きます。遊歩道の まんなかに ころがって いると、歩行の ジャマに なる ので、それで 気づく ことが ある かも しれませんが、数日 たつと、道の はしっこに 吹きよせられて、ただの ゴミの ように 見えて きます。

いまは、「花見」と いえば、「サクラの 花見」に きまって いる よう ですが、もっと むかしは「ウメの 花見」が 主流だった そう です。ウメは、中国原産、バラ科 サクラ属の植物。ウメの 語源に ついても、漢語 バイmuegmei から と されて います。日本語としては、動詞 ウム[生・産・埋]を 中心に 組織される 単語家族(ウマ[馬・甘]・ウミ[生・産・海]・ウメ[梅・埋]など)の 一員と 見る ことが できます。たとえば、ウマ[]は 「バカでかい 威力を もち、たくさんの 生活資材を ウミダス 動物」。ウミ[]は「すべての河川の 流れが ウメ[]こまれ」、「すべての 生物の 根元が ウミ[生・産]だされる ところ」。ウメ[]も、その 一つ。「ウメよ、増やせよ」で、多産の シンボルとして よろこばれてきました。それが、イネ農耕に よる 日本列島 改造が すすむに つれて、ウメ から サクラへの 変化が 生まれた ようです。
つまり、人間の 趣味嗜好は 時代社会の つごう しだいで、いろいろ 変化して きました。それに くらべて ウメの ほうは きまじめに もとの 生活習慣を まもり つづけて いる ように 見うけ られます。

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