アオサギ と カモ、A
アオサギ と カモ、B
アオサギ と カモ、Ⅽ
いたち川べりの 紅葉
アオサギとカモ
10月1日(水)。散歩の おり、雪見橋から ながめて いると、すぐ そこに アオサギが 立って いるのに 気がつき ました。あわてて ケータイの シャッターを
切りました。アオサギは、しばらく ジッと 水面を みつめて いたり、いきなり ハバタキしたり しましたが、飛び去る 気配は ありません。よく 見ると、すこし はなれた
ところに 1羽の カモが
います。2羽で ワルツでも おどって いる ような 光景。どうやら 子ガモの あそび相手に なって いる ようす でした。
『古事記』を読む会
10月7日(日)。午前10時~12時、茶屋町 豊栄稲荷神社 社務所で
開かれた『古事記』を読む会に 出席。この日は 中巻,(初代)神武天皇から (10代)崇神天皇までを 一気に 輪読しました。
これら 10人の 天皇の うち その 業績などを くわしく 記録されているのは
神武・崇神の 二人 だけで、中間の 8人に ついては、数行~数十行、系譜などを記録しただけです。その点、神武については7段、崇神については5段にわたる記述となっています。ただし、これは「小学館版」のばあいで、「岩波文庫版」では(内容は同一ですが)、「神武…3段」としています。
『古事記』を読んでいると、「これが日本語か」と考えさせられるコトバヅカイがおおいのですが、ここでも、神武天皇や 崇神天皇の ナマエが 気に かかります。日本国 初代天皇と される 神武天皇の 日本名が カムヤマトイハレビコ[神倭伊波禮毘古]命。10代目と される 崇神天皇の 名が ミマキイリヒコイニヱ[御真木入日子印恵]命と なって います。ジンム[神武]や
スジン[崇神]は 漢語、つまり 外来語ですが、「神格化された 称号」だと
いう ことは、すぐに わかります。ところが、カムヤマトイハレビコとか ミマキイリヒコイニヱとか いわれても、それが どんな メッセージを こめた 称号 なのか、現代日本人には
ピンと こない 状態に なって います。母国語では 意味が通じ なくて、外国語に 翻訳して ようやく 意味が 通じると いう のは、どう 考えても 正常とは
いえません。漢語や 英語 など、外国語を 理解し、使いこなす ことは すばらしい こと ですが、それはヤマトコトバ(母国語)を 知りつくし、使いこなした うえでの 話だと 思います。
もう ひとつ。神武天皇が 初代だと いいながら、10代目の 崇神天皇に ついて「当時、ハツクニ[初国]を 知らす 天皇と たたえられた」とも 書いて います。「ハツクニ[初国]を 知らす」とは どんな ことか、意味を 確認したく なります。
いずれに しても、現代日本人が もって いる 言語感覚と『古事記』の 言語感覚との あいだには、かなりの ズレが ある よう
です。そこに 1000年 以上の へだたりが ある ことを 考えれば、多少の ズレが おこるのは 当然と いえる
かも しれません。まずは、わたしたち 自身、ヤマトコトバが 成立した 時代の 音韻感覚や
組織原則を さぐりあて、ヤマトコトバの 全体像を つかみとる こと でしょう。
その ほか、神武東征の 途中に 登場する 人物、サヲネツヒコ・タカクラジ・ヤタガラス・ニヘモツノコ・ヰヒカ・イハオシワクノコ
などは、その ナノリ から その 職能を さぐり、ヤマト政権との 関係を 推定する 資料と する ことが でき そうです。
いまの ところ、毎回 一瀉千里の 強行軍 なので、ひとこと ひとこと ナットク ゆく まで 議論する 時間は ありませんが、みなさん
たいへんな 勉強家 ぞろい なので、年寄りに とっても よい シゲキに なって います。
つぎの 例会は、11月9日(日)の 予定です。
台風の季節
10月15日(水)。朝の 散歩で、雪見橋から 下流の 風景を ながめながら カメラに おさめました。ほんの 2~3日 まえに くらべて、土手の サクラの 紅葉が いちだんと 進んだ
ように 感じました。
日本列島は ことしも(?)異常気象で、先日
から 台風や 大雨に よる 土砂災害 などの報道が つづいて います。大型で 強力な 台風19号が14日午前中に でも 北陸地方に 達する だろうと ニュースで
伝えられ、「心配で,なかなか 寝つけられ なかった」という声を ききました。福岡の Kさん
から、わざわざ お見舞いの 電話を いただき、恐縮しました。
これまでも 台風などで「北陸も あぶない」と 報道され、みなさん 心配しながら、結果的には ほとんど 無事だったと
いう のが 実情です。しかし、いつも いつも そう うまく ゆく という 保証は ありません。無事 すんだ のは アリガタイ こと として 感謝しながら、このさき いつ・どんな 災害が おこるか わからない という 覚悟や ソナエは もちつづけ たい もの です。
0 件のコメント:
コメントを投稿