2011年3月15日火曜日

梅・水仙・雪、そして地震


梅が咲きました




水仙も咲きました




春の雪




卒業生が街頭募金



梅が咲きました
いたち川左岸の遊歩道、雪見橋ぎわ、本田和裁学園よこに、1本の梅の木があります。その梅の木が、ことしも白い花をつけました。紅梅とちがって、目立ちません。ひっそりと咲いています。やがて青葉若葉のころになれば、この一輪一輪の花が一粒一粒の青い実になってくることでしょう。


水仙も咲きました
秋のお彼岸に咲いていたマンジュシャゲが散ったあと、いたち川の土手は枯葉・落葉ばかりで、さびしい毎日がつづきました。
その土手のあちこちに、こんどは水仙の花がさきました。
「雨ニモ負ケズ、雪ニモ負ケズ」ガンバっています。
見ているだけで、すこし元気をもらえます。


春の雪
コヨミの上で『立春』を過ぎ、いたち川の土手にも梅や水仙が咲きました。しかし、春は一気には来てくれません。春分のあとでも、年によっては4月に入ってからでも、雪が降ることがあります。あせらずに待つだけです。


ニュージーランド地震
「ニュージーランド南島のクライストチャーチ市で2月22日朝、大規模な地震が起き、現地の学校「キングス・エデユケーション」で研修中の富山外国語専門学校の学生21人と教員2人が、4階で昼食中に建物の倒壊に巻き込まれた」と報道されました(北日本新聞、2月23日)。


卒業生が街頭募金
地震で被災した富山外国語専門学校の生徒とそのご家族を支援するために、卒業生が街頭募金を行っていました(写真、3月6日、富山市総曲輪)。


富山外国語専門学校のこと
富山外国語専門学校(略称、富山外専)は、もともと英語の専門学校ですが、フロクとして中国語・韓国語・フランス語・ロシア語などの専修コースがあり、一般市民に公開されています。わたしも開校当初(1985年)から16年間、中国語の非常勤講師として勤めさせていただきました。

専修コースの生徒さんは成人ばかりで、「中国旅行の時、直接中国人と会話してみたい」、「漢詩が好きなので、中国語音で読んでみたい」など、それぞれ目的・目標をもって受講していました。わたしも、週1回の講義のために、毎日のように教材研究や資料づくりなどにはげむことになりました。


東北地方、太平洋沖地震
「ニュージーランド地震で富山外国語専門学校生が被災」のニュースを聞いて、「対岸の火事では済まない」と感じていた矢先、3月11日、いきなり「東北地方、太平洋沖地震」のニュースが流れました。

3月14日現在、NHKニュースなどでは「東北・関東大震災」と呼んでいるようですが、他局では「東日本大震災」と呼ぶなど、事故発生4日目でまだ呼び名が統一されていないのも気になります。

そして3月15日現在、東京電力の福島第一原発の第1号機、第3号機につづいて、第2号機も炉心溶融を起こしたとテレビが伝えています。

地震や津波は天災です。しかし、天災の被害を最小限に押さえこむのが人間の仕事です。日本の原子力発電事業については、はじめからその危険性が指摘され、はげしい反対運動がくりかえされました。推進派の人たちは、そのたびに「世界一安全で効率的な原発」と胸を張り、つぎつぎ原子力発電所を建設してきました。

それにしては、福島第一原発第1号機の事故以来、テレビに登場する東京電力関係者たちの態度はおそまつです。まず、責任者の話を聞いても、事故を解決する自信や意欲が感じられません。事故の報告者も、他人事のように、ぼそぼそと専門用語を並べるだけで、説明になっていません。責任のがれとしか見えません。

たくさんの人たちの命にかかわる問題を、こんな人たちに任せてきたのかと、かえすがえすザンネンです。ムネンです。

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