2013年9月14日土曜日

シートベルトの改良を!

 
 
交通安全塗り絵をする園児
 
 
「交通安全 塗り絵」を する 園児たち
95日の 北日本新聞に 「楽しそうに 交通安全 塗り絵を する 園児たち」の 記事が のって いました。タイトルは「シートベルト 締めます
魚津市 野方保育園(大浦睦子 園長)4日、「交通安全 塗り絵」が 行われ、園児が シートベルト着用を 呼びかける イラストに 絵を 塗って 交通安全の 意識を 高めた…(車の 後部座席で 祖父と 孫が シートベルトと チャイルドシートを 着用して いる イラスト)
園児たちが 交通安全 塗り絵を すると いう ことは、園児たち 自身の 交通安全 意識を 高める ことに なりますし、また その 記事を 読んだ 人たち にも「園児たちに 負けては いられない。シートベルトを ちゃんと シメよう」と 意識させる 効果が あるだろうと 思います。
 
シートベルト 着用の 実態は?
ところで、シートベルト 着用の 実態は どう なって いる のでしょうか?
毎日 仕事と して クルマを 運手して いる 人たちは、シートベルトを シメル のが 常識に なって いる ようです。しかし、ドライバー 以外の 人たち、つまり 助手席や 後部座席に すわる 人たちの ばあい、ベルトの 着用率は かなり ひくいのが 実態です。保育園の 園児たちを 動員して、「シートベルト 着用」を よびかけると いう のも、その 実態を みとめ、改善の 必要を 感じている から でしょう。
 
いまの シートベルトは、欠陥商品(?)
後部座席の 着用率が ひくい のは ナゼで しょうか?それなりの 理由が 考えられます。
第一、運転席と 後部座席とは、まるで 性格が ちがいます。運転席に すわる のは、運転免許を もって いる 運転手 だけ です。しかし、後部座席に すわる 人は サマザマ です。タクシーの 客の 中には、老人も 病人も 身体障害者も います。つまり、なんらかの事情で シートベルトを 着用しにくい 人が いる わけ です。
第二、行政当局が 黙認して いる(?)こと。タテマエと しては、たしかに「後部座席でも、シートベルト着用を」と 呼びかけて います。しかし、「シメたい けど、シメられ ない」乗客が いる ことも 考え、違反者を 処分する のは ひかえて いる よう です。
第三、利用者(乗客)の 意識が ひくい こと。「災害は 忘れた ころに やって くる」といいます。東北地方大震災、福島原発事故でも そう でしたが、みんな「マサカ そんな ことには なる まい」と タカを くくって いる 傾向が ない とは いえません。その点 では、当局側が 規則違反の 摘発を ひかえる こと 自体、「ナサケが アダ」に なって いる のかも しれません。
シートベルトを シメル のは、他人の ため では ありません。万一 交通事故に まきこまれた とき、自分の 命を 守る ため、もしくは すこし でも 被害を すくなく する ためです。その 意味 では、やはり 自己責任と いう ことに なる でしょう。
それに しても、いまの シートベルトの 使いにくさは 問題です。もちろん、簡単に カチッと シマル ことも あります。しかし、ベルトの 受け口 部分が 座席に かくれて いたり、クヌクネして いる ために、ベルトの 差しこみ 金具を うまく 受け口に サシコメ ない ことが おおい のです。
そもそも、運転手用の シートベルトと おなじ 方式の 器具を そのまま 乗客に 使わせようと いう 発想が 時代 おくれ です。あまりにも 無神経。セコイ 感じも します。乗客と しては、「これって、欠陥商品じゃ ないの?」と いいたく なる ほど です。
「後部座席に ついては、規則違反が 黙認されて いる」との こと ですが、それで 事故を 防止できる でしょうか?乗客は 要保護者。運転者には 客の 安全を 確認する 義務が ある はず。このままでは、行政や 業者が グルに なって、有効な 対策の 実施を サボって いる と うたがわれる おそれが ありませんか?
 
簡単・便利な 器具に とりかえよう
いささか カゲキな 発言を して しまい ましたが、これも コトバの アヤ。このあと、きわめて 建設的な 提案を 用意して います。
シートベルト 着用率が ひくい 原因の 第一は、「使い にくい」、つまり メンドクサイ こと です。ぎゃくに いえば、「使いやすい」、「簡単で 便利な」 器具に 変えれば、着用率が 高まる ことが 期待 できます。
どこを どう 改善すれば よいか?そのへんの ところは、おそらく 行政当局や タクシー業界などの 方々には 分かって おられる はず です。もし、ほんとうに 分かって いないと したら、それこそ 職務怠慢、専門家の 資格 なし ですよね。
なにより まず、年寄り でも 女性 でも、簡単・便利に 使える ような 器具に とりかえる こと です。もう すこし 具体的に いえば、タクシーの 運転手席で 乗客の ベルト着用を 確認できる などの 条件も 要求される でしょう。
「そんな 器具が どこに あるか?」と いわれる かも しれません。「求めよ、さらば 与えられん」日本には、むつかしい 条件を クリアして 注文 どおりの 器具を 考案できる 技術者たちが たくさん います。
シートベルトは、ちいさな 部品に すぎませんが、自動車産業は 日本の お家芸。改善された シートベルトは、世界規模の マーケットを 期待 できます。メーカーに とっても、絶好の ビジネス チャンスと なる かも しれません。

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