2017年12月30日土曜日

2017年をおくる


雪のある雪のある風景 12/152/5


空手教室 12/20 



クリスマス・ツリー 12/22 


三味線を聞く会 12/23  


南天の実 12/25 


 ひまわり一座 12/25




師走の画像:

雪のある風景

1215日(金)。富山の平野部でも、雪がつもりました。散歩をかねて、ホームから50㍍ほど先の丸の内1丁目交差点まで行ってきました。ジャンパーをはおり、帽子をかぶり、エリマキをしたうえに、2本のストックをついて出かけました。手前の角が北陸銀行支店で、道路をはさんだ先が城址公園。天守閣が雪をかぶって白く光って見えました。このへんの道路は融雪装置があり、クルマの往来もはげしいので、車道に雪は残っていません。しかし、交差点の歩道がわなどには、雪よけをしたとき積みかさねた雪が、そのまま残っています。



空手教室 

1220()。午後、ホームめぐみ9Fで「空手教室」が開かれました。講師はhmnさん。デイ・ケアのスタッフで、先日の「富山マラソン」にも出場・完走したというスポーツ・ウーマンです。この日は、「老人の健康法」としても役立つようにということで、「呼吸の仕方」、「ツキ[]・ケリ[]の基本」などについて紹介されました。

 わたし自身、70年ほどむかし、中国から引き揚げ、富山に住みついてまもないころ、ほんの何日間か、「空手教室」にかよった記憶があります。「空手」、「拳法」、「太極拳」、「少林寺拳法」など、くわしいことはいまだによく分からないままですが、心身とも「健康にイキル」ために役だつものだと感じています。hmnさんの「空手教室」が2回目・3回目とつづくことを期待しています。



クリスマス・ツリー(カード) 

 1222()。東京の泉公美さんから、クリスマス・カードがとどきました。メッセージが書かれたカードをおこすと、たちまち立体的なクリスマス・ツリーになりました。信子が見たら喜ぶだろうなと思い、さっそく信子の写真のよこにかざってみました。来年の春、用事で富山へ来る予定があるとのこと。信子の一周忌とは、日程がずれるかもしれませんが、再会できる日を楽しみにしています。



三味線を聞く会 

1223()。午後、ホーム9Fで「三味線を聞く会」が開かれました。はじめに男性一人が登場して、演奏者の席などを準備。準備完了のタイミングで、三味線をかかえた三人が入場。せまい会場で、四人による三味線演奏は、迫力満点でした。「こきりこ節」や「八尾小原節」など、富山県の民謡を中心に演奏。とりわけ「八尾小原節」では、さきほど準備係をつとめた男性が、胡弓の音色をただよわせていました。

 演奏会が終わったあと、その男性から声をかけられて、びっくりしました。以前に、信子やわたしが通っていたデイ・ケア施設で、マッサージを担当しておられたⅯ先生だと分かったからです。人間、長く生きていると、いろいろデアイのチャンスがある。そう思いました。



南天の実 

1225日(月)。デイ・ケアの日。いつものとおり、wtnさん、uszさん、ntbさんとっしょのテーブルでした。テーブルには、例によって、uszさんご持参の南天の赤い実がかざってありました。後述しますが、このつぎの木曜日(28)を最後に、デイ・ケアへの通所がなくなります。せっかくおなじみとなったみなさんともお別れすることになり、すこしさびしい感じもします。



ひまわり一座 

 この日午後、デイ・ケアで、ひまわり一座によるクリスマス会が開かれました。一行5名。歌・おどり・腹話術・寸劇・手品など、じっくり鑑賞させていただきました。



2017年をおくる

 とにもかくにも、目まぐるしい一年でした。

1月・・・信子が、藤の木病院へ入院。

4月・・・信子が死去。

5月・・・砂町の自宅から、丸の内の老人ホームめぐみへ入居。

7月・・・『コトダマの世界Ⅱ』を出版

10月・・・甥の土地茂樹さんが死去。

 いまになって、つくずく思います。信子が亡くなったことで、わたしはいちばん大事なタカラモノを失いました。徴兵検査では、丙種合格。病身者で、社交性がとぼしく、生活力をもたないまま、自分のすきな仕事だけをえらんで、この年まで生きのびることができたのは、すべて信子のおかげです。「わたしがついていないと、この人は生きてゆけない」、そういった母性本能みたいなものが働いていたのかと思います。

 おかげさまで、わたしはいま、信子が経験したことがないようなゼイタクな生活をさせてもらっています。このあと、1年でも、半年でも長生きすることが、信子の供養になると考えることにしています。

 信子につづいて、甥の土地茂樹さんが亡くなったのも、おおきなショックでした。メカ・音痴のわたしが90歳すぎてブログをはじめたのも、いざというときはすぐ茂樹さんがメンメンドウを見てくれるるという安心感があったからだと思います。また、信子が藤の木病院へ入院したころから、わたしの一人暮らしを心配して、美織さんといっしょになって、老人ホーム入居のダンドリをしてくれました。いまとなっては、その母親、数枝さん(信子の姉、98)のさらなる健康長寿をいのるばかりです。

失ったものばかりではありません、あらたに得たものもあります。その第一は、老人ホームめぐみでの生活。「3食マカナイ付き」、「週1回内科検診」ということで、一人暮らしの不安感が安心感に変わり、「第二の人生を楽しんでみようか」という希望もわいてきました。

第二は、『コトダマの世界Ⅱ』の出版。途中でザセツしそうになったこともありましたが、どうにか無事出版の日をむかえることができました。地元の新聞でも好意的な記事で紹介していただきました。ただし、この本の内容(象形言語説』の検証・展開)が世間一般の承認を得られるかどうかは、これから先の問題です。



「要支援2」から[要介護1]

先日富山市長名で「要介護1と認定する」との通知がありました。「要支援2」から[要介護1]へ変わると、ナニがどう変わるのか?具体的なことは、まだよく分かりません。

 いま分かっていることといえば、これまで住宅としてのホームめぐみから、デイ・ケア施設まで通所していたものが、1月からはホームめぐみの施設内で介護サービスを受けることになる、それだけです。それがはたして、わたしにとって「より充実した介護サービス」をうけることになるのかどうか、判断する資料はありません。まずは制度にしたがって体験をつみかさねる中で、こちらも消費者の視点から対応策を考えることにしたいと思っています。



雪ごもりの年末

 1229()。画像にかかげた雪景色(12/15)は、ほんの序の口でした。きょう、めぐみ7Fから見える富山市街は、いちめんの雪ごもり状態です。このままの姿でオオミソカをすごし、お正月をむかえることになりそうです。

 おかげさまで、なんとか無事2017年をのりこえてまいりました。ありがとうございます。そして、2018が世界人類にとって、平和で幸福な一年でありますように!


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